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ベニシアからのメッセージ

子供の頃から、小さな庭のあるコテージで暮らすことに私は憧れていました。大きなランドスケープガーデンのあるイギリスの屋敷で私は育ちましたが、自分の手に負えない大きすぎる庭には興味が持てませんでした。それよりも、隅々まで愛情のこもった小さなコテージの庭に暖かな印象を抱いていたのです。

日本に暮らすようになって30年になります。6年前、憧れのコテージ、京都大原の古い農家に住む夢が適い庭作りが始まりました。大好きなイングリッシュ・クラシック・フラワーとハーブを大原の伝統的な景観に調和するよう心がけて庭作りをしています。業者に頼まず、夫と2人で少しずつ手を加え5年かかってようやく家の周り全部をそれぞれ違う顔を持つ庭にしました。

入り口を入ってすぐの日本庭園は多すぎた樹木を減らし、庭石や苔のポイントに茶花やメディカルハーブなどの派手でない花を植えています。

玄関脇のパティオに這うホップとフジは、夏の間涼しい葉陰を作ってくれます。お地蔵さんがあるコーナーは楕円の花壇にし、イングリッシュ・クラシック・フラワー、サラダ野菜、フラワーリングセージ。北側の日当たりが悪く樹木が多い一角は、フォーレストガーデンと名付け日陰を好む植物を植えました。

ハニーサックルとジャスミンのアーチを潜り抜け裏庭に回り込むと、磁器のかけらのモザイクを配した井戸があります。西日の当たるこの一角には、原色の花をコンテナに配し、スパニッシュ・ガーデンと呼んでいます。

その隣は、取り払ったおくどさん台所の古レンガで作ったバーベキューコーナー。赤、白、ロゼのワイン色に花の色を統一し、ワインガーデンと名付けました。

裏庭の背後の石垣もウォールガーデンにしています。宿根草主体で、季節に応じて次々と花が咲くよう配置しています。花のない冬、赤い実のなる低木には、野鳥たちが集まってきます。?




  ベニシアの庭は一般公開いたしておりません。